さして意味なし、面白くもなし

イルカって、凄いでしょう!

マリンライブを見始めた頃、トレーナーがライブ中にガッツポーズをすると、『イルカって、凄いでしょう!』というメッセージが届いていたように思います。

最近は、『すごいパフォーマンスでしょう!』という風に伝わってきて、いつしか、イルカが演じている、イルカと演じているという感じが薄れてきているような気がしていたのが、昨日のナイトマリンライブを見て、改めて思いました。

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今回のナイトマリンライブ『LOVES』のテーマは、『絆を結ぶ、特別な夜』だそうです。
それに続くコメントは、『ライブの構成、演技、音楽や照明のオペレーション。大型ビジョンの撮影映像までもすべて、』と続いています。

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ショーとしての工夫を、『音楽や照明のオペレーション、撮影映像』を、お客さんに見てもらいたいんだなと。

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絆なんて、目で見えるものではないです。

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イルカとトレーナーの日々の関わりから築き上げられた信頼関係は、目で見るものではなくて、感じるものです。
過度な演出は、見えないものを見ようとしている目、聞こえないものを聞こうとしている耳に、余計な情報を与えて、『絆を感じる瞬間』を邪魔しているような気がしてなりません。

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数年前から比べて、照明のオペレーションが格段に進歩したのは事実ですが、イルカとトレーナーを見たい人にとっては、数名のトレーナーが出演しているのに、スポットライトが当てられない、または光の量が十分でないことの方が気になります。

マリンライブの主役は、カラフルなライティングなんでしょうか?
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アドベンチャーワールドがナイトマリンライブで本当に見てもらいたいのは何なんでしょうかね?
良い言葉を選んで、毎回、テーマにしているようですけど、進んでいる方向は真逆だと感じるのは、私だけでしょうか?

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このブログで、初めてだと思います。いささか辛口なことを書きました。

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まぁ、余計なことだとは、思っています。

一般のお客さんには、十分に満足していただけると思いますしね。

(OLYMPUS OM-D E-M1 M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO)

去年の夏、ナイトマリンライブに帰り際にお子様が言っていた言葉が、耳に残ってます。

『花火が凄かった!』






人の話をあまり聞かない私が、『花火が凄かった!』という言葉を拾ったのは、私もそう思っていたからでしょうね。


動物好きは、毎日でも動物に会いたいわけです。自宅で気楽に飼えない動物は動物園に行くしかないわけです。
私は、動物の種類に拘らず、ライトな感覚での動物好きですが、それでも、週に1回神戸から白浜まで通うことが、苦にならなかった時期があります。

動物好きは、お気に入りの動物の前にずっといるだけで、楽しいのです。嬉しいのです。

そうすると、どうなるか?

園内では、必要以上のお金は使わず、昼食も持参です。
アドベンチャーワールドが、客として扱おうとしても、その人たちから貰えるお金は、年パス代と車で来る人の駐車場代だけです。(笑)

こんな奴らを相手にしていたら、商売にはならないことは良くわかります。

それよりも、数年に1回ぐらい来てくれて、有料アトラクションに家族で参加して、食事も園内のレストランを利用して、お土産もたくさん買ってくれる人をお客さんと見る方がどんだけ経営にとって有難いか!

そんなお客をたくさん集めたいと思うのは良くわかります。

でも、そのカテゴリーのお客さんは、行楽でアドベンチャーワールドを選ぶわけで、動物が好きということでもなく、嫌いというわけでもないわけですから、動物もいるテーマパークとしてアドベンチャーワールドを数年に1回選んで来られるわけです。

数年前と同じことをしていたのでは、その次は無いわけで、新鮮な企画・演出が大事なのも良くわかります。

でも、新鮮なものほど、飽きるのが早いのです。
何度も見る常連は、たぶん、すぐに飽きるのです。何に飽きるかというと、変化に飽きるのです。
たぶん、人は、自分が大事にしているものほど、変わって欲しくないと思っているはずです。
とっても、保守的な生き物だと思うのです。

いつきても、いつもと同じように迎えてくれるところが好きなのです。

ここ数年のアドベンチャーワールドは、方針転換を始めたところで、変化を続けるディズニーランド・ディズニーシー、ユニバーサルスタジオジャパンなどと同じ道を選んでいるように思います。

近隣の神戸どうぶつ王国とかを見てると、アドベンチャーワールドの動物園として魅力は薄らいでいる感じは否めないところです。


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by speed-swing | 2016-05-01 12:01 | アドベンチャーワールド | Comments(2)
Commented by 通り掛かり at 2016-05-07 13:42 x
この連休にはじめてアドベンチャーワールドに行き、LOVESに凄い衝撃を受け、感動し、また園自体もたくさんの餌付けを楽しみ満喫してきました。
改めて良かったなあと思い返しながらいろいろ関連情報を検索していて、たまたまこのブログを見つけました。
確かに、ディズニーやユニバっぽい方向性は全体的に感じましたね。でも、個人的には最近のユニバとかも好きなので、その点で特に悪い印象は受けませんでした。
多分、同じようなコンサルタントが関わってたりするのでは?

マリンライブについては、今回初めて見て、これまでよそで見てきたイルカショー以上に、イルカの凄さをこれでもかというくらいに感じてしまったので、このブログを見て、果たして昔のマリンライブもどのくらい良かったのだろうと興味シンシンとなりました。
Commented by speed-swing at 2016-05-08 00:10
> 通り掛かりさん
コメントありがとうございます。
ナイトマリンライブは、いろいろ考えた上で、このような演出を選んだのでしょうから、悪いわけではないのです。初めてご覧になる方には、とても、素晴らしいものに見えると思います。

ただ、これまでに何度も見ているものにしてみれば、すぐに飽きてしまうのです。

イルカやオキゴンドウが演じることが出来る技は、泳ぐ、ジャンプする、回転するぐらいでとても地味なものだと思うのです。地味なものに派手な演出を加えると、より一層地味に見えてしまって、印象が薄いものになってしまうと思います。

今回のライブで、一番歓声が上がったのは、実は、ミラーボールが光ったときですよ。
イルカたちの演技ではないのです。

アドベンチャーワールドのナイトマリンライブは、イルカたちが主役のライブのはずです。なのに人工的な装置に一番の歓声を持っていかれてるわけで、余りにもイルカたちをないがしろにした演出で、本末転倒だと感じたので、今回、この記事を書かせていただきました。

昔のマリンライブが今より素晴らしかったとは申しません。ただ、演出の技術的なこともあったのでしょうけど、演出がシンプルで、イルカやオキゴンドウの演技を十分楽しませてもらえていました。
それで、飽きることなく、何度も見たいと思ったものです。

私は、華やかなショーが見たいのではありません。イルカとトレーナーの演技を楽しみたいのです。